子供の頃
君とした糸電話
今でも持ってるって
笑わないでね

朝から晩までさ
君とひそひそ話したよね
欲しいおもちゃとか
明日の給食とか
気付いたら星が綺麗で

そして空は眠たげだったよね

君に伝えたい言葉を
口にする度
糸がゆれる、ゆれる
ちょっと恥ずかしい想いを
音にする度
細くゆれる、ゆれる

夕日が落ちる―――――。

ずっと前に
閉まってた糸電話
糸がね、切れていたよ
怒らないでね

好きって意味とかを
二人いつから探したっけ
ただの友達から
お互い気になるまで
そう長くかからなかった

だけど空は眠たげだったよね

君に溢れ出す言葉を
口にする度
糸がゆれる、ゆれる
あの日隠してた想いを
音にする度
細くゆれる、ゆれる

夕日が落ちる―――――。

切れた。糸電話に、
そっと耳を当てた
当然、切れているから
何も無いわけです
僕には聞こえない
切れた。糸電話で、
ずっと意味を乗せた
当然、切れているから
届くはずもなくて
君にも聞こえない

もう…聞こえない

おかしいね、
君とならなんだって出来たはず
いつだってなんだって傍にいた
どれだってなんだって分かってた
なのに、
いつだって、不安で、、、

今じゃ泣きそうな名前を
口にする度
糸がゆれる、ゆれる
二度と戻せない時間を
思い出す度
細くゆれる、ゆれる

最後、透明な言葉に
色を付けたら
糸が切れる、切れる
サヨナラ。紡ぎ出す瞬間
せめて笑おう
糸が切れる、切れた

夕日が落ちる―――――。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

いとでんわ

閲覧数:121

投稿日:2011/07/14 02:19:48

文字数:641文字

カテゴリ:歌詞

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