月明かり 酔い 虎がなく 清か風 凪ぐ 残月の
(つきあかり よい とらがなく さやかかぜ なぐ ざんげつの)
朝未き 途 行く先に 彼は誰 待ち人よ
(あさまだき みち いくさきに かはたれ まちびとよ)

呼ぶ声に招かれて 誘い水 地を駆ける 闇の中
(よぶこえにまねかれて さそいみず ちをかける やみのなか)
夢か幻か 現世の雲 いざ 嗤えや この身全て
(ゆめかまぼろしか うつしよのくも いざ わらえや このみすべて)

(リン)
イェト リェト テ タ シャン イェト シェ ト テ タ リャン
イェト シェト セ タ ルェ シャル リャン リェ 彼が啼き(かれがなき)
イェト シェト テ ト リャン イェト リェ ト テ タ シャン
イェト リェト レ テ トェ リャル シャン シェ 月に詠う(つきにうたう)
(レン)
イェト シェト テ ト リャン イェト リェ ト テ タ シャン
イェト リェト レ テ トェ リャル シャン シェ 虎は悔い(とらはくい)
イェト リェト テ タ シャン イェト シェ ト テ タ リャン
イェト シェト セ タ ルェ シャル リャン リェ 月に嘆く(つきになげく)

叶わぬと知りながら 旧詩を 響かせる 闇の中
(かなわぬとしりながら ふるうたを ひびかせる やみのなか)
往昔 追懐しは 過ぎた夢 さぁ 嘲りゃ この身全て
(おうじゃく ついかいしは すぎたゆめ さあ あざけりゃ このみすべて)

(リン)
イェト リェト テ タ シャン イェト シェ ト テ タ リャン
イェト シェト セ タ ルェ シャル リャン リェ 彼は堕ち(かれはおち)
イェト シェト テ ト リャン イェト リェ ト テ タ シャン
イェト リェト レ テ トェ リャル シャン シェ 声が揺らぐ(こえがゆらぐ)
(レン)
イェト シェト テ ト リャン イェト リェ ト テ タ シャン
イェト リェト レ テ トェ リャル シャン シェ 虎が起き(とらがおき)
イェト リェト テ タ シャン イェト シェ ト テ タ リャン
イェト シェト セ タ ルェ シャル リャン リェ 天に哮る(てんにたける)

あまねき人世の全てに 夢見た懐は笑い草
(あまねきひとよのすべてに ゆめみたおもいはわらいぐさ)
そりゃ 見上げりゃ頂き 哮れば轟き
(そしゃ みあげりゃいただき たければとどろき)
嘆くは 定めか この業か
(なげくは さだめか このごうか)
さあ 懼れ啼け
(さあ おそれなけ)
哀れめやせん
(あわれめやせん)
そら 暁角だ
(そら ぎょうかくだ)
もう戻りゃせん
(もう もどりゃせん)

(リン)
さあ 駆け上がり 落ちた月 告別だ
(さあ かけあがり おちたつき さよならだ)
イェト シェト テ ト リャン イェト リェ ト テ タ シャン
イェト リェト レ テ トェ リャル シャン シェ 道を違え(みちをたがえ)
イェト リェト テ タ シャン イェト シェ ト テ タ リャン
イェト シェト セ タ ルェ シャル リャン リェ 丘を越える(おかをこえる)

(レン)
さあ 振り返りゃ 暁に 告別だ
(さあ ふりかえりゃ あかつきに さよならだ)
イェト リェト テ タ シャン イェト シェ ト テ タ リャン
イェト シェト セ タ ルェ シャト リャン リェ 帰路を失くし(きろをなくし)
イェト シェト テ ト リャン イェト リェ ト テ タ シャン
イェト リェト レ テ トェ リャル シャン シェ  空に咆える(そらにほえる)

(リン)
イェト シェト テ ト リャン イェト リェ ト テ タ シャン
イェト リェト レ テ トェ リャル シャン シェ  白む朝に
イェト シェト テ ト リャン イェト リェ ト テ タ シャン
イェト リェト レ テ トェ リャル シャン シェ 彼が消ゆ

(レン)
イェト シェト テ ト リャン イェト リェ ト テ タ シャン
イェト リェト レ テ トェ リャル シャン シェ  明ける夜に
イェト リェト テ タ シャン イェト シェ ト テ タ リャン
イェト シェト セ タ ルェ シャト リャン リェ 虎が酔う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

さやけしよる

中華風リンレン曲の歌詞依頼いただいたので、歌ってみろタグ欲しい!と思いながら書いてみました。

閲覧数:197

投稿日:2011/06/29 22:39:57

文字数:1,785文字

カテゴリ:歌詞

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