こぼれたコーヒー 拭くこともせず一時間
シミになってしまうのに ほったらかしの過ぎた時間
静かに揺れる 閉まりきらないドアから
そよぐ風は冷たく ほったらかしの君を包む


何かが間違っていたわけじゃない
自らが追いつけなくなっていただけなんだ
それが許せなくて 足掻いていただけなんだよね


君はとても誇れるほどの愛を学んだ
恨んだりしない 後悔もしない
今はどうも 足もすくみ うまくいかないけど
ゆっくりでいい 急がなくていい
きっと 未来の君は今の君を愛せる大人になるだろう



短く永い 思い出に逃げないように
シミになったコーヒーは うすくのびて消える
夜は明けてく カーテンの隙間から
射した光いつしか ほったらかしの君を照らす


何かが間違っていたわけじゃない
自らが追いつけなくなっていただけなんだ
それが許せなくて 足掻いていただけなんだよね


君はとても誇れるほどの愛に生きてた
輝いていた 苦しんでもいた
今はどうも 進むことに臆病でいるけど
笑ってもいい 泣いてもいい

君はとても誇れるほどの愛を学んだ
恨んだりしない 後悔もしない
今はどうも 足もすくみ うまくいかないけど
ゆっくりでいい 急がなくていい
きっと 未来の君は今の君を愛せる大人になるだろう