赤く錆びた細い鉄線の向こう
飛行機雲泳いでる

僕は(僕は)フェンス(恐れ)に手を(に手を)掛けて
それを掴もうとして 落ちた

あんなにはっきりと見えているのに
指の先 触れることすら出来ない
叫んでも区切られた世界の中
伸ばした腕だけ 無駄になる

無数の世界がひしめき合う
だけど決して交わらない
この先 誰とも繋がらない?
君とも繋げられない?
ああ 遠いよ


青く枯れた広いこの空の下
この孤独は偽物か

けれど(僕は)嘘を(それを)わかる(憂う)はずもなく
本物としか見えない

目にするこの世界 変わることがない
ならそれを信じるしか道はない
それじゃ駄目だ わかっているにはいるけど
勇気も覚悟も忘れている

苦痛と後悔が重なり合う
だけど誰もが抜け出さない
このままでいい? 聞かないで
僕は君に会いたいよ


本物 偽物 全てを 投げ捨て
赤い血 青い痣 脆さを 噛みしめて


無数の世界がひしめき合う
だけど決して交わらない
この先 誰とも繋がらない?
そんなはずない

そうさ

苦痛も後悔も受け入れよう
だからきっと見つけ出すよ

君と"僕"を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

遠くへ

ボーカロイド作への詞の提供をした、初めての作品です。
思い入れが強いですな。

閲覧数:161

投稿日:2009/03/05 23:07:58

文字数:488文字

カテゴリ:歌詞

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