俯いた 君の顔にキラリ
強さに隠れた 弱いトコロ
不安定な 夏の午後に光り
雲のない 空へ消えてく

近いけど 近づけない時に
かけるコトバがあればいいのに
そよ風が 少し髪をさらい
憂いはサーッと散ってく

窓をたたく夕立の せつない予感が
ゆっくりと フタリをのみこんで ゆく
感情のない作業で 洗い流して
わだかまりを きれいに取り去ってほしい

小さな手 震えていた
ポケットに押し込んで
崩れないように
崩さないように
ボクノコトバ 部屋に広がってく

つたなくて 形ないフレーズ
硬いココロに 少し響いて
辛いときに その辛いキモチを
預けて 楽になれたら
    
スカイブルーの 雨があがった空
だけど落ちる 小さなしずくを
見逃して こぼれ落ちないように
勇気を出し 手を伸ばす

もしその視線の意味が 偽りなら
そっとボクに わかるように笑って
でも今考える予感 正しいのなら
ひとつボクの コトバにうなずいてほしい

君にしか わからなくて
でも君に わかればいい
ボクも弱いトコロがあるから
キミノキモチ 感じ取れるはず


どんな些細なことも
笑っちゃうようなことも
ちょっとシリアスなことも
これからのできごとも

ぜんぶぜんぶ包むから
少しでもボクに分けて
突然の不安がよぎる
晴天のヘキレキ


疲れて 座るキミの横に
間をあけて座っているだけで
感情が 痛いほど伝わる
だから そばを動けない

俯いた 君の顔にキラリ
強さに隠れた 弱いトコロ
突然の 雨の後にフワリ
やさしい 日差しが照らす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

晴天のヘキレキ

女心と秋の空(楽曲は夏、ですが)といいますが、女性は実に感情が変化しやすいものです。それは、何かバッドな出来事が起こったときはもちろんですが、そうでなく普段でも、それこそそれなりに関係をつづけている間柄のなかでも。一見元気そうで順調そうでも、関係が成り立つからこそいえないさまざまな不安などを内包しているのは、皆同じなのかもしれません。男側にしてみれば、さっきまで元気にしていた人が時折みせる突然の不安な表情は、晴天のヘキレキとも言うべき、不可解で、難しい心理ということもありそうです。

楽曲に応募している歌詞。
食いや改変などありましたら、お気軽にご一報ください。
http://piapro.jp/t/Y2PA

閲覧数:313

投稿日:2015/06/05 06:39:19

文字数:664文字

カテゴリ:歌詞

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