(Aメロ)
群れを成す彼等から
弄らぬ距離を保ち
つがいだけで生きると
誓うあなたの瞳は

(Bメロ)
意識せずに
視界をわたしに絞り
アイの牙で首(ここ)を狙うのか

(サビ)
焼けついた喉の奥
痛いとも言えずに
触れたその温度に
酔わされるロンリー

抱きしめた指先は
未だ震えている
このままでいたい
思いに嘘はないけど

(Aメロ)
夜通しの甘噛みは
朝が来れど変わらず
綺麗なままの身体
求むことも忘れては

(Bメロ)
繰り返した
互いの傷の舐め合いは
隠してた爪で断ち切れる

(Cメロ)
行き着く先 そこには崖
選択肢などはどこにもない
寂しさに縋るような迷いも
ふたりの果てが見えたなら
淀んだ空に溶ける

(サビ')
さよならを告げた空
ぽつりと涙雨
聞き分けが良いのか
去りゆく背中

愛してるは別れの
理由でもないけれど
嘆きの森へ向かうふたり
誰か止めて

(サビ)
叫んだ 喉の奥
痛みもわからずに
叩く雨の音よ
鳴り止まないで

傷痕を抉るほどに
広すぎた世界
このまま零になるわたしを
誰か壊して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

歌詞募集(http://piapro.jp/t/pj6Z)に応募させていただいた歌詞です。元は応募用ですがよろしければお使いください。
また前バージョンに解説的な何かを置いています。ぜひご覧ください。

テーマは共依存とその脱却、そして孤独です。
互いを求める二人を狼に例え、その微妙な関係や複雑な感情を表現しました。

私も天野月子さんが大好きで、彼女の歌詞を意識して書かせていただきました!今回は特に「鮫」を参考にしています。

閲覧数:315

投稿日:2013/09/28 21:45:14

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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