あの頃 許せなかったこと
誰の過ちでもなかったことを
消化してくれたのはただただ時の流れだ
雲ある空も 静かな休日も
殺風景なこの街も少しずつ変わってきた
どんなに傷付いただろう
どれ程別れの言葉呟いた？
それでも此処に居るよ
今、此処にいる
涙の数だけ幸せがあるとは言えないけど
笑顔になっただけ満たされた思い出もあった

過去には囚われないよう
誰のルールに縛られないよう
心を癒してくれたのはただただこの音楽だ
限りある人生の 限りある夢は
歪んだ世界の中でもちゃんと咲かせられる
どんなに歩いてきただろう
何度も諦めたりしてきただろう
それでも此処に居るよ
今 此処で生きてる
明日も何かを思い躓いたり
忘れてしまいそうになる時だけ気付いて

足跡を確かめたら
もう遠くなど見なくていい
俯いててもいい
其処から進めるのなら
ゆっくりで構わないんだ

涙の数だけ幸せがあるは言わないけど
笑顔になれただけ未来など怖くはない
信じられるものだけ信じていたらいいのさ
笑顔にさせる為ならばずっとこうして話していよう