【初音ミク】透明が染まる前に

#ボカロ6作目

言葉にしなくちゃ伝わらないことばかり

□作詞・作曲 : 一一〇〇
□編曲・演奏・MIX : 朔
□歌 : 初音ミク

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下らないことで傷付けた　君との間は遠くなって
数百の文字殴り付け　幼稚な記号が流れてく

帰り道がこんなに冷たいから
また君の手を左手で探す
このままでいいのか分からなくなって
まるで空っぽになったように消える

"明日になれば–" なんて都合のいい透明な水のように
「ごめんね」 そんな言葉で変わってしまう
単純なはずなのに

分からないのは君のことで　分かりたくても掴めやしなくて
伝えたい言葉があること　それすら伝わらないよな

遠回りしながら歩くけど
逃げ道は見つからないと分かってた
どうにでもなればいい いっそ壊れてもいい
そうやってもう振り払えない夜は

"明日になれば" なんて 都合のいい昨日の夢なら
「おやすみ」こんな痛みのない世界なら楽だったのに

痛みじゃない 憎しみでもない
透明になって分からなくなった この感情が痛い

明日になれば 何もかもが変わればいいのに
たったひとつの言葉さえ言えないよ

"明日になれば–" なんて 都合のいい透明な感情のように
「ごめんね」 そんな言葉を待っているはずの君を想えば
透明が染まる 単純な僕だから