A1
前がどこかも
分からなくなって
倒れた僕に咲く
過去

強く抱いて
潰れた景色を
光と信じてた

S1
閉じ込められる
迷宮の中
守られ錆びてゆく

静けさの
砂を噛んでは
苦くて首を振った


A2
上手く出来たと
はしゃいで躓き
それでも笑ってた
過去

記憶を止めよう
優しい力で
そうして朽ちてゆく

S2
取り残される
迷宮の底
鼓動も聞こえずに

静けさの
闇に晒され
傷口 暴かれてく


B1
触れるな そんな気安く
歌うな そんな希望


S3
静けさの
迷宮の果て
逃げ込み 一人きり

静けさも
消える世界で
潤んだ空を見てた



【譜割り・()は一音分】

A1
まえが
どこかも
わからなく
なって
たおれた
ぼくにさく
かこ

つよくいだいて
つぶれたけしきを
ひかりと
しんじてた

S1
とじこめられる
めい(きゅ)うの
なか
まもられ
さびて
ゆく

しずけさの
すなを
かんでは
にがくて
くびを
ふった


A2
うまくできたと
は(しゃ)いで
つまずき
それでも
わらってた
かこ

きおくを
とめ(よう)
やさしい
ちからで
そうして
くちてゆく

S2
とりのこされる
めい(きゅ)うの
そこ
こどうも
きこえずに

しずけさの
やみに
さらされ
きずぐち
あばかれてく


B1
ふれるな
そんな
きやすく
うたうな
そんな
きぼう


S3
しずけさの
めい(きゅ)うの
はて
にげこみ
ひとりきり

しずけさも
きえるせかいで
うるんだ
そらを
みてた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

静謐迷宮

迷宮は実際の建物ではなく、悲しみや辛さを癒すために「僕」が心の中に創り上げたシェルターというイメージです。
マイナー調でお願いします。

閲覧数:214

投稿日:2018/02/19 23:47:15

文字数:655文字

カテゴリ:歌詞

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