散る 舞う 言葉の欠片(かけら)が
鳴く 呼ぶ 遠くからの音
過去 今 時として刻む空の果てを
刺す 焼く 心の奥を
痛い 辛い 巡るこの星が
輪廻転生の間(はざま)で 僕を呼ぶ
駆けて 飛んで 蒼い記憶
君も見たことのない光
雪の結晶 溶けて溢(こぼ)れて消えた 夢
那由他 幾千の時を経(へ) 辿り着いたこの場所で
君を知るその目に 映る景色
三千世界の中で
謎掛け 答えのない問(とい)
時間(とき)とて 置き去りの過去
空 海 果てなき終わりを探して 飛んだ
泣いて 落ちて 何を求め
君が見つけたはずのものを
失くし 探し 空は広く 終末の色
飛んだ 終わりを告げたもの 何処にあるのかと 叫び
水面(みなも)に揺れる波 奇跡の音 心 聴こえたようで
廻る廻る 透明な 何処までも広がる 夜
落ちる 浮かぶ 繰り返し 僕は何処へ行くの
駆けて 飛んで 暗い闇を
僕も初めて知った パトス
音の色を拾い集め 空へ還す
響き合う 夢の中での輝く最果ての声
近く 遠い その声 姿はなく
咲いた きらめく色の 花
遥か遠くから舞い降り
僕を迎えに来たもの
夢の終わりのような 始まりの日
飛ぶよ 時間(とき)の壁 越え
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