欠片一つ分 不規則に消えてゆく僕
繋いでいて まだ

君を思うだけ きゅっと締め付けられる胸
離せないよ まだ

何度も掴み損ねた思い出の端
ほつれた糸 力無く垂れて
君の心の中 僕の居場所が 今
薄れて色を失くしてしまう

いつだって願っていた
神様宛の声 今は空しく響いた
嗄れたって構わないさ
透き通った瞳 僕を映して瞬く


触れる手のひら 変わらない温もりも 今
消されてゆく あぁ

刻んだ愛と束ねた思い出の花
壊れていた 時針が指すのは
僕の心の中 君の居場所が まだ
薄れずにいたあの頃の景色

いつだって願っていた
特別は要らない 互いを思う未来を
嗄れたって構わないさ
だからどうか聞いて 平凡なこの願いを


見慣れた景色の真ん中で
いつもの笑顔で君が言う
白紙のページに綴られた
透明色の「愛してる」


僕らの軌跡 傷痕や後悔が
零れてゆく


いつだって願ってるよ
神様宛の声 今日も空しく響いた
嗄れ切った喉の奥に
白で彩られた 新しい愛

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Dearest

親愛なる君と新しい愛を。

閲覧数:124

投稿日:2012/10/16 01:08:05

文字数:437文字

カテゴリ:歌詞

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