海底のエリー

1a
知らぬ間に近づいた六月の声が
君を呼ぶ 手招くここへおいでと
ぬれそぼる黒髪 海に溶け込んだら
そこはもうただ黒 浸されてゆく どこまでも

1b
風を受けて笑う君はもういないよ、もういないの?
きっかけばかりが巻き戻る
光のないこの世界で君は歌う、そっと歌う
自分を守るためのメロディー

1s
さび付いた指先に残る熱をまだ抱きしめる 遠くへ消えないように
手放せば二度と会えない気がするから 目印をつけよう またくるからね どこへでも

2b
目を覚まして欲しいのです 恨まれてもかまわないさ
まぶた開いて 僕をみて
目を覚まして欲しいのです 許されなくても良いから
案外 地上も綺麗でしょう

2s
知らぬ間に漂ったハープの音色が 君を呼ぶ 手招く もう戻るなと
ぬれそぼる黒髪 海に溶け込んだら
そこはもうただ黒 浸されてゆく どこまでも

c
囚われた君を引き上げたくても
僕には息ができない そばに居続けられない、いられない

落ちサビ
さび付いた指先に残る思い出は 簡単な言葉で済ませたくない
息継いでまた潜り繰り返す明日 目印をつけよう 辿っておいで
Ls
さび付いた指先に残る熱をまだ抱きしめる 遠くへ消えないように
手放せば二度と会えない気がするから 目印をつけよう またくるからね いつまでも

譜割り
しらぬまに ちかづいた ろくがつの こえが
きみをよぶ てまねく ここへおいでと
ぬれそぼる くろかみ うみにとけこんだら
そこはもうただくろ ひたされてゆく どこまでも

かぜをうけて わらうきみは もういないよ、もういないの?
きっかけばかりが まきもどる
ひかりのない このせかいで きみはうたう、そっとうたう
じぶんをまもるための メロディー

さびついた ゆびさきに のこるねつをまだ だきしめる とおくへきえないように
てばなせば にどと あえないきがするから
めじるしを つけよう またくるからね どこへでも

めをさましてほしいのです うらまれてもかまわないさ
まぶた ひらいて ぼくをみて
めをさましてほしいのです ゆるされなくてもいいから
あんがい ちじょうも きれいでしょう

しらぬまにただよった ハープのねいろが きみをよぶ てまねく もうもどるなと
ぬれそぼるくろかみ うみにとけこんだら
そこはもうただくろ ひたされてゆく どこまでも

とらわれたきみをひきあげたくても
ぼくにはいきができない そばにいつづけられない、いられない

さびついたゆびさきに のこるおもいでは かんたんなことばですませたくない
いきついでまたもぐり くりかえすあした めじるしをつけよう たどっておいで

さびついたゆびさきに のこるねつをまだ だきしめる とおくへ きえないように
てばなせばにどとあえないきがするから めじるしをつけよう またくるからね いつまでも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

海底のエリー

自由さんの歌詞募集あてに応募させていただきました。

閲覧数:165

投稿日:2018/04/11 23:27:04

文字数:1,213文字

カテゴリ:歌詞

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