擦り切れた包みの端を握り
少女は一人歌う お皿を満たす為
宵闇と ぼろを纏った少女
横抱きの子を抱え 冷たい石畳を歩く
ただ
お腹が空いていた
喉を売るか心を売るか
幼い少女にはその違いがわからず
ただ頷いた
そしてイメージは繰り返す…
暗い 部屋の隅 鎖 足音
ピアノ 小さな掌 火傷の痕
痛みを伴う記憶
そして繰り返す…
唄を歌っています
それが私の仕事だから
後悔などありません
ただ
真っ白な天井にうねる灯り
規則的に揺れる躰
顎を伝い頬に落ちる汗が
涙を濁らせていった
けれど私は本当に幸せだった
それは貴方が傍に居てくれたから
唄を聴かせてあげる
子守唄を 貴方だけに
唄歌い続ける心がある
痛みさえ今は愛おしい
パンと果物を抱え 硬い石畳を駆け上がる
晩冬の焼けた空は 黒煙を覆い隠す程に赤く
境界線を溶かしていった
愛していた貴方さえも
崩れ落ちるのはどうして
うねる炎さえ安らぎ見せた
(慟哭)
少女の怨嗟の炎は幾日も休む事無く燃え続け
斜陽の空を少しずつ 少しずつ傾けていった
灰塵と成りそれでも果てる事の無い躯が
ただ再生し続ける記憶
そしてイメージは繰り返す…
コメント0
関連動画0
歌詞設定作品1
オススメ作品
曖
BPM:100
朝焼けが始まりを告げてたんだ
またいつもの365日
外は凍えそうな寒さだった
冬の半ば迎えた街並み喧騒
無線のヘッドホンつけた街で
始発の列車の1番ホーム
窓辺に映る朝焼けの空は
平和の証なのかな?...曖
Kofure
廃墟の国のアリス
-------------------------------
BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
-------------------------------
曇天を揺らす警鐘(ケイショウ)と拡声器
ざらついた共感覚
泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理
昨夜の遺体は狙...廃墟の国のアリス
まふまふ
眠い夢見のホロスコープ
君の星座が覗いているよ
天を仰ぎながら眠りに消える
ゆっくり進む星々とこれから
占いながら見据えて外宇宙
眠りの先のカレイドスコープ
君が姿見 覗いてみれば
光の向こうの億年 見据えて
限りなく進む夢々とこれから
廻りながら感じて内宇宙...天体スコープ
Re:sui
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
曲名「振り返らないわ」
作詞 熊丸貴人
1.戻らないわ 帰らないわ
歩いてきた道 振り返らないわ
たったこれっぽっちの 小さなことは
忘れなさいと 言われるのよ
消極的な 出来心は
誰からも 気付かれない
もうさんざんよ 無意味なことは
かまいはしない 捨ててしまっても...振り返らないわ
cl17
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想