A
街を彩るネオンの 光に誘われ 
 飽きもせず今日もまた 酒に溺れ

他人事のように 馬鹿な男さと 
 俺は俺の事を 笑うのさ

B
Ah俺の心の 錆び付いた車輪には 幾ら酒を注ごうとも
  回りだしはしない 何処までも空回り

S
昨日別れた女の 事も忘れられず
 時計の針が進むまま 夜を過ごす

舌に乗せた苦さで 忘れようとして
 酒の味がキスを 思い出せる

B
Ah俺の心の 伽藍堂に 空いた隙間には
 ここに流れるブルースの音は 悲しいほどに響くのさ

S
昨日を忘れようと明日から目を伏せて
 今のために独り 酒を煽る

あいつの事は忘れたよと強がれもせずに
 溜息を零し 目蓋を閉じる

C
夢に落ちては また目覚めていく
 昨日確かめたキス をなぞり な が ら

S
街を彩るネオンの 光に背を向けて 
 今日も朝日に向かって 歩き出す

こんな馬鹿な男にも 朝は来るのさと 
 男はニヒルに 笑うのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ブラインド・ブルース

「エメ」様が作曲された楽曲の歌詞募集用に書いた作品です
  http://piapro.jp/t/DjUD

-イメージ-
二十世紀初頭のアメリカのネオン街に入り浸る
馬鹿な男の一夜のお話

閲覧数:109

投稿日:2011/07/20 23:31:39

文字数:415文字

カテゴリ:歌詞

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