それは悲しい話のようで
救われない結末で
白い壁と呼吸器と
『忘れないよ』 『忘れるもんか』

此処は命の枯れる場所
想い出が潰えるよ ほら
不自然なほどに身体は
痛みを感じないまま

さよならじゃない。別れにもならない。
一緒に今日を過ごしすぎただけ

『また会おうね』

オートハート 二人はそっと
壊れない程度に距離を保って
お互い、真実を閉じ込めて
飯事を続けて
オートハート あなたはきっと
諦めることを許さない
私は、君の中でいつまでも
想い出になれないから

生きられはしないから

それでいいよ

あなたの声 靄に濡れた
生きられないことを知る
白い壁も呼吸器も
外さなくちゃ 受け入れてよ

此処は命を繋ぐ場所
想い出は磨り減って もう
不器用なあなたはとても
震えた声で話すのね

オートハート 私はまるで
君を縛り付ける糸のようで
最後の一秒まで君は
何処にも行かないね
オートハート あなたはずっと
愛と過去を括りつけて
私を、ずっと待つのでしょう

信じないで
見限ってよ
嘘つきにもなるよ

だから

それは悲しい話のようで
救われない結末で
花束が揺れるベッド
『忘れないよ』 『忘れるもんか』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

オートハート

Auto Heart E.P Track 3

閲覧数:919

投稿日:2014/10/19 17:31:25

文字数:513文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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