蛇皮 / 初音ミク
【蛇皮】
Music・Word : へいず
Vocal : 初音ミク
煩いわ 執着は嫌われるのよ
これで前科何犯(なんかいめ)?
飽きる事もなく
浅ましい嘘に慣れては 踊らされるの
疑い喘いで 哀れなものね
― 栗の花咲き 溺れては酩酊 ―
解放(ほどけ)る迄は 昔(そ)の儘で居てよ!
暗がりに濡れて 伸びる蛇の腹
駆け抜ける現在(いま)は 余計なものね
首筋の痕(どく)が 痛む夜には
不埒な接吻(キス)に 演技するだけです
疼く度 差し伸べた 心無い両手は
宙(そら)舞う塵程 価値のない物
外れた箍を戻す術などは無いのよ
後腐れなく 終わりにできたなら
― 死に急ぎ行く 仮初めの縁(えにし)は
紅く染めゆる あの日々を泣く ―
その皮を脱ぎ捨てて 次を誓えど
腹の内では 求めに求め
絡み付き縛り付けては 鋭い牙で
卑劣な愛に 肥えてゆくだけです
― 一雫、先を伝えば
早晩滴り落ちゆく運命(さだめ) ―
口癖を繰り返し 更け行く夜に
雨より冷たい 恋を憎んだ
「下らないその言い訳も これでオシマイ。」
視線の刺と 逆恨み背に 嗚呼
独りが怖くて 寄り添い合って
得た上辺だけの愛も
少し期待してた 脱け殻(わたし)共々
今、貴方を捨てる
コメント0
関連動画0
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想