1A
一人きりの歌声に 細い弦を震わせた
寄る辺なき身の寂しさ 微塵も感じることなく

1A'
鼓動に体合わせて 移ろう時に降り立つ
止まりすぎた時の針 少しでも動かすように

1B レン
清げな水と戯れていた その姿を見るまでは
奏でる音導いた 爪先立ちの踊り子
 リン
(清げな水と戯れていた その時聞こえた
 私は 爪先立ちの踊り子)

1サビ レン
(Ah) 欠けていた何かに気づかされて 生み出された旋律には
この目に映る君の 湧きあがる想いが宿った
(Ah)艶めいた瞳に誘(イザナ)われて 差し伸ばされた腕を取った
濡れていたその手の温もり 忘れはしないだろう
   リン
(それは 一目で感じた
この目に映る君の生み出す音に舞おう
君と歩いてゆきたい
濡れていたこの手を握って 最果てまで)

C
fari sena wexuya erresseto sufero
bedi jerekkarna richenu
bedi tita soruda daryus ada sharufe baremasaritia
(ファリ セナ ウェスヤ エレッセト スフェロ
ベディ ジェレッカーナ リチェヌ 
ベディ ティータ ソルダ ダリュス アダ シャルフェ バレマサリティア)

竪琴を友とし 孤独な旅を続けていた
知らない世界見にゆく その気持ちだけ抱き


2A
人々の喧騒の中 静寂に歌を乗せて
手足の飾り鳴る度 新たな音が結ばれた

2A'
遥かな国を思わせ 語り続けるその傍
手足の飾り鳴る度  滾る心を宿らせた

2B レン
体に刻まれた名と力 捨てたことを惜しんでも
変わらずに居続けている 君のことだけ信じて
  リン
(体に刻まれた名と力 捨てても 悔いなく
 このまま 君のことだけ信じて)

2サビ レン
さあ 心赴くまま足を進め この世界のどこまででも
君の願い 僕の祈り 共に同じことだから
ああ 見えないこの壁は消えていると君の頬に指で触れた
禁じられた線を踏み越え 稲妻が走った
  リン
(いつか 終わる時来ても
君の願い 私 受け止め 添い遂げたい
それは 忘れていたこと
禁じられた線を越えたと 天(ソラ)は言った)

3サビ レン
夢のような時を懐かしんで この地に倒れてしまった
思い残すことはないけれど せめてもの願いは
ああ 再び君の舞うその姿と 竪琴の音を合わせて
果てしのない旅を続けて どこまでも行きたい
   リン
(君 失くして 私は
思い残すことは君だけ 許しを乞う
届け 通じて 天(ソラ)まで
果てしのない旅を続ける 願い届け)

2C
fari sheda rafera wexuya ra tayishe
tsa sa wexuya fetechenya
fari riya wexuna bedi tita senena,
baremasaritia!
(ファリ シェダ ラフェラ ウェスヤ ラ タイシェ
ツァ サ ウェスヤ フェテチェニャ
ファリ リヤ ウェスナ ベディ ティータ セネナ
バレマサリティア)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

地に降りた神と遥かな歌と

とあるコンピ参加作品です。

架空言語には対訳をつけました。前のページをご参照ください。



話の内容は……
気まぐれな踊りの女神(cast:リン)が人間の世界に降り立って、そこで孤独な吟遊詩人(cast:レン)と森の中の泉で会います。
そこでお互いの能力に意気投合し、旅を始めます。しかし神としての力を捨てたにもかかわらず、神様の世界から目をつけられ、詩人が思わず肌に触れたところ、神様の怒りに触れしんでしまいます。
悲しんだ女神は神に許しを乞うために踊り続けます。倒れるまで踊ると、見かねた神は詩人を生き返し、更に神を魅了したということで、詩人みずからも神になりました。
二人は今も神様の世界と、人間の世界を旅していると言われています。
……という具合です。

閲覧数:638

投稿日:2013/01/02 16:09:48

文字数:1,295文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました