ゼログラムの日記 手元すり抜けてく

あの時の二人は怖いほど落ち着いて
ナンバーもメアドさえも数秒で消し去ったの
慣れた道歩けば よく彼とすれ違う
休日の居場所すら 大体分かっている

別にいいの 戻らない日々の理由(わけ)
胸の奥の痛み どちらも抱え生きる

ゼログラムの日記 手元すり抜けてく
眼の中でさらさら消えていった 全てが
誰か頼るよりも 前を向いて歩く
無理して笑わなくてもまぶしい明日が来るよ


写真好きな彼はいつも撮って見せてた
捨てたとは言うけれど本当はどうだろうな

ボタン押せばあえなく消えるメモリー
重さ感じないから仕方がないんだね

もう続かないなと何となく気づいて
救われる手立てを二人は探したかな
涙も流さずに背中向けたあの日
お互い引きずらず行くんだと
決めていたのかも


知らない女性(ひと)と親しげに話す彼
せめて今の恋を宝物にしてよね

形のある日記 手にするのは久しい
色恋だけつづるなんて有り得ないけど
ゼログラムの日記 まだ残したくない
束ねて重くなることがきっと希望の証

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ゼログラム

みるくかふぇ様の曲に歌詞をつけさせて頂きました。
題名を敢えて『ゼログラム』としましたが、お気に召して
頂ければ幸いです。

閲覧数:86

投稿日:2017/01/07 15:17:44

文字数:461文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • みるくかふぇ

    お声がけありがとうございます。
    まずは流し込んでみて1日ほど聴き込んでお返事したいと思います。

    2017/01/07 15:43:26

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