振り遅れ解れた喉から溢れる
正義の所為にする声
そこにある網を偶然とも必然とも
思わずに流水プール

絆された今を絆と呼ぶのなら袂別さ
閉ざされた未来を誘うように

刻み付ける過去の憂いとその静けさ
思いこんだ声の中に浸る
平たい世界 蛇口から溢れて
二人の犬笛(シフレ)が鳴っている


スクリーンの中で静かに眠るのも
爆ぜるのも同じことで
ユータナジーとモノフォビアの因果も
ただの偽薬 崩れる鋳型

君の心は内起毛
必要とされないのならば
引き籠った大意を
どうぞあげる

斑模様がこの恋を邪魔する
幾何的な意識 眠らせてよ
壊れることも逃れることも
同じことならば

絡み合う糸も分かり合う意図も
付随する枠の中に浸る
ブラウン管も過去の砂塵の渦中
鋼の鱗が剥がれてく

剥がれ落ちてく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

フールプルーフ

閲覧数:221

投稿日:2013/08/07 21:38:31

文字数:347文字

カテゴリ:歌詞

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