願うならば あの日の二人
隣合うぬくもり 遠く
時が過ぎて 今更気付く
哀愁の通学路

放課後 いつもの道
はずれて 二人 おしゃべり
当たり前だと思ってた

「付き合ってるの?」と
誰もいたずらに 問うけれど
手を振りながら ふと過るのは

春風には スカートひらり
予感にあふれた二人
はぐらかした 姫百合の夏
アイツは違うよと

黄昏 二人乗りで
急いだ道も ひとりじゃ
思い出をたどるみたいで

避けられ始めた頃に
見かけたの 知らない子
隣で笑う アイツの姿

皮肉色に ふくらむ月は
孤独なスポットライト
左腕を すり抜ける風
凍えてしまうほど

「彼女ができたんだ」って
わざわざメール
ざわつく心 なぜ…

いつか見た映画のような
二人には なれないの
でもいつまでも 忘れられない

胸の内と 裏腹なほど
震えないスマホ握って
文字通りの 静かな聖夜
ひとりで眠る頃

泣き濡れても 戻れぬ二人
隣合うぬくもり 遠く
時が過ぎて 恋だと気付く
あの日の通学路

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

あの日の通学路

ずびぃさんの歌詞募集に向けて書いてみました。

曲調から7〜80年代のニューミュージックな雰囲気がしまして、こんな感じになりましたw

よろしくお願いしますm(_ _)m

※11/2 歌詞修正

閲覧数:465

投稿日:2016/11/02 15:21:50

文字数:438文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました