【初音ミクDark】ColorPhonics【オリジナル曲】

ますお

自分の音が好きになれないピアニストが、一人の異性と出会って変わっていく…という妄想から生まれた作品です。

『ColorPhonics』
詩・曲…ますお

暗い暗い闇の中で冷たく重い鍵盤を
意味も意思も意志もなく叩いてた
無味乾燥なその音は世界中の人たちの
胸を打ち涙誘う、らしい…

白と黒の道を抜け出せずにいるままで
途方に暮れる

音を鳴らすその度に、空回りする鍵音が
僕の心を縛って消えずに響く
何もかもが空しくてそっと目を閉じた

君と出会ってからの僕は振り回されっ放しで
何故かそれが心地良くて温かい

君を笑顔にしたくて
叩く（鍵）盤が重くて
顔が歪む

限りある音の中で君への愛を奏でよう
白と黒から生まれる無限の色（あい）を

色とりどりのその音は世界中でただ一人
君だけにしか届かない
愛の音