(A1)
いつからだろう 心 埋め尽くす 絶望感
いつからだろう 心 蝕む 劣等感

(B1)
家族 恋人 学歴 仕事
楽しい毎日 幸せな日々
欲しいものは 手に入らずに

失望 焦燥 後悔 落胆
孤独な日々 ヒビ割れた心
手に入れたのは 要ラナイ キモチ

(S1)
痛い 苦しい 廻る自己嫌悪
疼き 搔き毟る 傷だらけの私
声に出せない 叫びは何処へ

嘆く 呟く それさえ出来ず
解れ ボロボロの 小さな存在
声にならない 叫びは何処へ

間違えた道を探して 今日も消え行く 記憶を彷徨う

(A2)
いつからだろう 笑顔 無理矢理 喪失感
いつからだろう 全て カラッポ 空腹感

(B2)
感動 希望 自信 鼓舞
憧れた日々 遠ざかる意識
夢の中でも 手に入らずに

羨望 嫌悪 不安 猜疑
不要な感情 不用は私
どこにいても いなくても 同じ

(S2)
痛い 苦しい 廻る自己嫌悪
疼き 搔き毟る 傷だらけの私
声に出せない 叫びは何処へ

嘆く 呟く それさえもできず
解れ ボロボロの 小さな存在
声にならない 叫びは何処へ

間違えた道を探して 今日も消え行く記憶を彷徨う

(C3)
たとえ 間違いを 見つけても 何も 変わる事は ないのに
囚われ 捕らわれ 変わらぬ道を 想い 悲しみ 只 涙流す

(S3)
痛み 苦しみ 巡る自己嫌悪
踠き 搔き毟る 傷だらけの私
声に出せない 叫びは何処へ

嘆く 呟く それさえもできず
解け ボロボロの 小さな存在
声にならない 叫びは何処へ

憧れた道を探して 今日も消え逝く意識を揺蕩う



よみがな

「みちまちがいみちさがし」

いつからだろう こころ うめつくす ぜつぼうかん
いつからだほう こころ むしばむ れっとうかん

かぞくこいびと がくれき しごと
たのしいまいにち しあわせなひび
ほしいものは てにはいらずに

しつぼう しょうそう こうかい らくたん
こどくなひび ひびわれたこころ
てにいれたのは いらない きもち

いたい くるしい まわる じこけんお
うずき かきむしる きずだらけの わたし
こえに だせない さけびはどこへ

なげく つぶやく それさえ できず
ほつれ ぼろぼろの ちいさなそんざい
こえにならない さけびはどこへ

まちがえたみちをさがして きょうもきえゆく きおくをさまよう

いつからだろう えがお むりやり そうしつかん
いつからだろう すべて からっぽ くうふくかん

かんどう きぼう じしん こぶ
あこがれたひび とおざかるいしき
ゆめのなかでも てにはいらずに

せんぼう けんお ふあん さいぎ
ふようなかんじょう ふようはわたし
どこにいても いなくても おなじ

いたい くるしい まわる じこけんお
うずき かきむしる きずだらけのわたし
こえにだせない さけびはどこへ

なげく つぶやく それさえもできず
ほつれ ぼろぼろの ちいさなそんざい
こえにならない さけびはどこへ

まちがえたみちをさがして きょうもきえゆくきおくをさまよう

たとえ まちがいを みつけても なにも かわることはないのに
とらわれ とらわれ かわらぬみちを おもい かなしみ ただ なみだながす

いたみ くるしみ めぐるじこけんお
もがき かきむしる きずだらけのわたし
こえにだせない さけびはどこへ

なげく つぶやく それさえもできず
ほどけ ぼろぼろの ちいさなそんざい
こえにならない さけびなどこへ

あこがれたみちをさがして きょうもきえゆくいしきをたゆたう