雨が降ると
傘を持って
貴方のこと
いつも駅まで
迎えに行っていた

風邪を引かないようにね
忙しい貴方のことが
私はいつも心配です

足りない言葉で
重ねた手のぬくもりは
真冬の雨に消えた
心が寂しいと
泣いた夜も言えなくて
無理して笑うような
幼い私のこと
抱きしめてくれたよね

雨が降ると
私いつも眠くて
貴方の肩
寄りかかって
安心して眠っていた

風邪を引いた日には
部屋の合鍵を持って
薄着のまま飛び出したっけなぁ

足りない言葉で
重ねた手の温もりは
真冬の雨に消えた
揺れるキャンドル
あなたの弱さにそっくりだった
気づけない幼い私に
優しい手のひらで
温めてくれていたよね

ねぇもう会えないのなら
思い出にしてほしい
私のこと
忘れないでと泣いた
私の声を覚えていてよ

足りない言葉で
あなたをいくつも
好きになった
私のことを
どうか忘れないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

[作曲募集中]ワスレナグサ

閲覧数:44

投稿日:2018/03/19 16:31:40

文字数:385文字

カテゴリ:歌詞

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