薄暗い廃墟に散らばるセンサー
無意識に映り込むこのビジョン
渦巻くビル風に消えてゆく声が
いつまでも耳の中こだまする

ノイズだけの世界も
悲しいだけの詩でも 私は忘れない
闇の中 連れ去られた記憶を
何度も何度も呼び覚ます

輝く空はもう見えないけれど
君を追いかける
流れる日々に飲まれる感触
突き刺す痛みに
わずかな煌き
探し続ける


冷たい無機物に覆われた大地
逆さまに照らし出す白色光
懐かしい景色は色褪せぬままで
いつまでも胸の中締め付ける

エラーだけの世界も
険しいだけの道でも 私は行くから
雨の中 濡れ続けた心は
何度も何度も蘇る

離れた君の心の奥にも
光が見えたら
激しくこみ上げるこの熱情
交わした言葉に
誓いを立てるよ
ゆずれないもの


歪んだギアは空回りしても
轟音を響かせて

輝く空はもう見えないけれど
君に追いつくよ
流れる日々に倒れそうになっても
身体に宿した
不思議な熱量
尽き果てるまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

有機エンジン

閲覧数:178

投稿日:2014/06/21 07:08:34

文字数:416文字

カテゴリ:歌詞

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