草原は燃えていた 草原は赤く燃えていた
渇いた太陽が傷だらけの一本の樹を
独りぼっちの意味を戸惑いながら照らしていた

もはや真実を探すのではなく 創り出している
水面の波紋は風のせいではなく
生きること 愛すること 信じること
奪い取られた悲しみの涙だろうと
草原は ただ燃え続けていた


嘘つきだ 嘘つきだ 嘘つきだ
争いは草原を赤く燃やした
争いは水面に波紋を残した
決して消えることのなく 世界は黙り続けた

神を愚弄することが罪だと云うならば
人間同士が生活(くらし)を奪い合うということ
それ自体 罪ではないと云うのですか
草原は燃えていた 草原は赤く燃えていた
渇いた太陽が傷だらけの一本の樹を
独りぼっちの意味を戸惑いながら照らしていた

今も赤く燃える草原の向こうに
争いの果てに 何が残るのでしょう
争いの果てに……

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい

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fragment〜孤独の破片〜(2007年)

閲覧数:93

投稿日:2016/02/20 19:07:10

文字数:369文字

カテゴリ:歌詞

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