腐乱していた 亡骸を 抱き締めていた
抉り出された 眼球を 手に取り笑う

狂い始めた 僕は ナイフで君の顔面を…
剥がれ落ちた 素顔は 余りに美しすぎて…

「気ガ狂ッタ私ハ 気ガ狂ッタ貴女ヲ十字架ニハリツケ 手足ヲノコギリデ切断シマシタ。
嬉シソウナ悲鳴ヲ上ゲル貴女ノ声ガ 余リニ愛シ過ギテ 貴女ノ顔ガグチャグチャニナルマデカナヅチデ潰シマシタ…」

腐乱した君の手で 僕を 僕を 殺して欲しい
地下室に吊るされた 君の 首が 音を立てて…

気が狂った夜に…気が狂った身体…
気が狂った僕は…気が狂った君を…

「被虐的ナ貴女ノ子宮カラエグリ出シタ未熟児ノ君ハ…貴女ノ隣デズット私ニ微笑ミ続ケ…
貴女ト同ジ名前ノ君ガ永遠ニ貴女ノ側ニイラレルヨウニ 貴女ノ隣デ額ニ釘ヲ打チマシタ…」

惨劇を繰り返す 肉が飛び散る この楽園に
けらけら笑う僕は 緋く 緋く沈んでゆく

鮮血に彩られ 僕は 首に 縄をかけて
悲劇の物語は 幕を 降ろす 「被虐ノ華」

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「呪ワレシ被虐ノ華」

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投稿日:2018/06/21 02:05:50

文字数:426文字

カテゴリ:歌詞

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