地下深く 部屋の天井を見上げて
押し殺されそうな圧を目の奥で感じている
最後に青空を見たのはいつだろうか?
五体は満足でも思考と心は殺されそうさ

ねぇ ここから抜け出そうよって君が言った
昔から無茶をする奴だと言うのは知ってたけど
今回は無茶と言うよりも「無謀」だ
五体は満足でも思考と心が引き止める

大丈夫かな、と僕が言った
大丈夫だよ、と君が言った

互いに手を繋ぎあって走っていく
見たことの無い 明かりの無い暗がりの道を
まるで不安と言う絵の具で塗り潰した闇の中
君はそれを白い足で踏みしめて行くんだ

大丈夫かな、と僕が言った
大丈夫だよ、と君が言った

長い長い暗闇の奥から光が差して
二人で伸ばした手で掴んだ扉の向こう
そこは空と海と大地に緑が溢れていて
それだけの理由で僕は沢山の涙を流した

涙が出るのは悲しいからだけじゃないと
気づいたんだ 気づいたのさ

泣いてるの、と君が言った
嬉しいんだ、と僕は言った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

NEVERLAND

閲覧数:31

投稿日:2018/04/21 08:33:51

文字数:416文字

カテゴリ:歌詞

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