「人は誰しもみな平等なんだよ」
そんなウソツキ 歌えはしないから
ひとつひとつを掬いあげ落して
淡い花弁は風に飛ばされたの

あなたの胸の中に
留まっていたいだけ
それだけで

空見上げ呟いた
手を伸ばし 心を描(か)いてみる
上を仰ぎ歩いた
足元が 霞んで転んだの
可笑しい話ね

「人はいつでも誰かと一緒だから」
そんなホントも 信じられないから
どんなことでも色のグラス通して
脆いガラスを守ってきたつもり

あなたの記憶にすら
跡は残らないかな
それでもさ

空見上げ嘆いても
上げた手も虚しい心にも。
上を見ていたいから
足元を 暗闇に投げてさ
見えなくなるの

あなたの胸の中に
留まっていたいだけ
それだけさ

空見上げ呟いた
手を伸ばし 心を描いてみる
上を仰ぎ歩いた
目の前は 眩んでしまうけど
あと少しだけ

空見上げ叫んだよ
上げた手は 届かないけれども
道はどこまでも続いて
“できるもの”それだけは守って
歩いて行くよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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ちぎれ雲

閲覧数:195

投稿日:2014/04/23 18:34:33

文字数:422文字

カテゴリ:歌詞

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