この先の景色が見たい あまりに見事だったから
宝物一つ抱き締め 夢中で辿った足跡
辿り着いた幹の根元 嬉々として歩き始めた
険しくても茶化しあって 進んで行けるどこまでも
いつか僕ら迷いながら歩いた荒野を 誰かが道とよぶだろう
同じようで違う枝葉のように僕らは それぞれの旅路をゆく
この先に幸せはあるの 聞かれることも増えたけど
聞かれてもわからないから 誰かの答え探してた
負けることも増えてきたし 痛むけど何度負けても
笑えるなら負けじゃないよ 進む気力があるかぎり
いつか誰か迷いながら歩いた荒野を 僕らは道とよぶだろう
追いかけても違う足跡残すよ僕らは こんなにも違うから
託された宝物はどれもくすんでるけど
まだ強い熱を持っているから
冷えた宝物温めた
いつか僕ら語りあった景色を浮かべて ここまで歩いてきた
今はいない引き返した彼らの笑顔も 涙も宝物の中
だから行くよ今踏み出す一歩にきっとさ 正解なんてないんだろう
また転んでもすぐ起き上がり進むよ宝物 誰かに託すまで
―以下読み―
このさきのけしきがみたい あまりにみごとだったから
たからものひとつだきしめ むちゅうでたどったあしあと
たどりついたみきのねもと ききとしてあるきはじめた
けわしくてもちゃかしあって すすんでゆけるどこまでも
いつかぼくらまよいながらあるいたこうやを だれかがみちとよぶだろう
おなじようでちがうえだはのようにぼくらは それぞれのたびじをゆく
このさきにしあわせはあるの きかれることもふえたけど
きかれてもわからないから だれかのこたえさがしてた
まけることもふえてきたし いたむけどなんどまけても
わらえるならまけじゃないよ すすむきりょくがあるかぎり
いつかだれかまよいながらあるいたこうやを ぼくらはみちとよぶだろう
おいかけてもちがうあしあとのこすよぼくらは こんなにもちがうから
たくされたがらくたはどれもくすんでるけど
まだつよいねつをもっているから
ひえたがらくたあたためた
いつかぼくらかたりあったけしきをうかべて ここまであるいてきた
いまはいないひきかえしたかれらのえがおも なみだもがらくたのなか
だからゆくよいまふみだすいっぽにきっとさ せいかいなんてないんだろう
またころんでもすぐおきあがりすすむよがらくた だれかにたくすまで
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