目が眩むようで
カーテンを閉めたのに
くらりくらり落ちて
瞬きを繰り返す

白い指がぎゅっと
水に触れるたびに
はなが落ちてしまって
声が揺れてそれで

さよならはいつも
手を引かれたまま
探さないでと
青い蝶がいった

夜が明けるようで
瞬きをやめたのに
ゆらりゆらり月が
水底に手を伸ばす

小さな手でそっと
掬いあげた水が
零れ落ちてしまって
夜が枯れてこれで

おしまいはいつも
手を引かれてから
置いていくのは
青い蝶も一緒

さよならはいつも
手を引かれたまま
探さないでと
青い蝶がいった

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  • 非営利目的に限ります
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はなのしずく

きっとやさしいだけで。

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投稿日:2016/10/16 22:29:22

文字数:251文字

カテゴリ:歌詞

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