眠りにつく貴女は とても美しく
頬伝う涙から 百合の花が咲いた

朝が来る 貴女を奪うため
こんな世界なら いつ滅びてもかまわない

此処は世界でただ一つ 安らかであれる場所
星の檻に囲われた 幸せな鳥籠


細い躰を起こす 不機嫌な貴女は
蛹から抜け出せる 蝶のように見えた

まだ 月が明るいうちならば
世界の救世主(メシア)にあらずとも 生きてゆけるさ

此処にいるのは貴女だけ それで充分と識る
草の毛布に抱かれた 穢れなき鳥籠


癒されぬ大地には 救いの雫が降る
傷ついた貴女の手に 神の救いはあるの

此処は世界でただ一つ 安らかであれる場所
星の檻に囲われた 幸せな鳥籠
此の薄汚れた世界には 貴女の花は咲きはしない
星の降る草原の上 愛し続けてゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

星降る草原

此の醜い世界に花は咲かない

歌詞募集(http://piapro.jp/t/OsjL)に応募させていただいたものです。
元は応募用ですが、よろしければお使いください!

閲覧数:156

投稿日:2016/07/02 03:38:59

文字数:333文字

カテゴリ:歌詞

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