あたらしい旅立ちの日に はじまりの時を振りかえる
何もわからないままひとりきりで 夢のない未来におびえていた
まわり道重ねる僕を いつからか見つめていた君は
胸の奥隠した淡い想い 息を潜めてただ抱きしめてた
街角のクローバー 気づかずに過ぎてきた
ありふれたクローバー 揺れるそのちいさな葉
すれ違い続けてた二人の距離はどこまでも遠く
流れてたあの歌をいま 口ずさむ 痛みは隠したまま
移りゆく季節はすべて変えて 遅すぎた出会いは儚い影
震えてたクローバー やさしさを守ってた
ひそやかにクローバー 幸せを祈ってた
君の瞳に写る僕の姿はただ白く霞み
消えかけたクローバー さよならにくずおれて
戻らないクローバー 枯れていくほかになく
叶わなかった望み残した疵はいまもまだ だから
届けたいクローバー いつかその掌に
あたらしいクローバー たくさんの願い込め
きっと来るその日まで君の笑顔を忘れずに行くよ ここから
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