拙い言葉で始まった 真っ白な物語
悪戯な文字の羅列が ページを困らせた

半人前 主人公気取り
偉そうに振舞って 怒られて泣いて
今更だけど

ありがとう ありがとう
この世で ただ一つの道標
大好きだった 大好きでした
今となって 誰も読まない後書き

裏表紙にたどり着くまで 書き足していく物語
倒せない敵が多過ぎて ペンを振り回した

また悲劇の 主人公気取り
あなたの言葉を また聞けるなら
今更だけど

あいたいよ あいたいよ
胸張って もう一度その笑顔を
幸せだった 幸せでした
今となって 誰も読まない後書き

流行の口癖 真似して笑って
遠のく背中を 真似して泣いて
物語の最後 言えなくて終わる
今更だけど

ありがとう ありがとう
この世で ただ一つの道標
大好きだった 大好きでした
今になって 涙を流す後書き

今となって 誰も読まない後書き

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

後書き

「大好き」「会いたい」的な言葉を使っていく(嫌いというか使いたくないけど)という個人的にとても辛い縛りプレイ

きっかけがあって歌詞を書くことは少ないのですが、この歌詞はきっかけがあったりします


構想は

後書きって本文や物語に比べると軽視されるよねー
  +
「ありがとう」は、タイミングを逃すとつらい(個人的にそんな出来事があった、死別とかではないけど)

こんな感じ


解釈は色々出来ると思います
もう少し表現が練れたらな


(タイミングを逃す・・・遊戯王・・・うっ、頭が・・・)

閲覧数:67

投稿日:2016/03/03 20:23:35

文字数:383文字

カテゴリ:歌詞

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