見慣れた夜の街を
寂しくて見上げている
いつもと違う世界が見えた気分

絶望さえ知らない僕らはたぶん
いつも焦っていて 最後まで
朝日を見つめていた

暗い青緑をまとうビルのガラスに
白い光がうつりこむ
たくさんの夜明けに囲まれて
僕は頭を鈍く抱えてた


浅い闇が広がるこころ
足首まで溺れてる
立ち尽くしてた僕は逃げて
閑古鳥を抱き締めた




ほつれたこの世界は
寒がって震えている
いつまで寂しさを誤魔化せばいい

何もかもが上手くいきすぎていて
だから息苦しい 逃げ出したい
夜の街を駆けた

くすんだ赤紫の心の痣を
庇うように歩きだす
少しだけ湯冷めがむなしくて
僕は三半規管を吐き出した


浅い闇がたゆたうこころ
足首まで浸かってる
立ち止まってた僕は泣いて
青い鳥を夢見てた



この三半規管を吐き出したい
鈍い頭痛をどうしよう
浅い闇が溜まったこころを
一緒に歩いてくれますか


浅い闇に溺れるこころ
足首が煩わしい
怖がっていた僕は夜明けに
青い鳥を探しだす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

青い鳥

昔の焼き直し⑥

閲覧数:63

投稿日:2015/06/05 04:56:54

文字数:443文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました