S1
黄昏に染まるころ 君想い 咲く恋蛍(こいほたる)
星合い(ほしあい)も許されぬ 君遠き この罪の花

A1
貴方の視線を 貴方の紡ぐ言の葉(ことのは)を折節(おりふし)に刻む

B1
数多(あまた)の想い 積み重ね 心を重ねて 唇重ね
幾多(いくた)の時に 罪重ね 花を手折るように 未来を摘んだ
当て所なく(あてどなく) 静寂(しじま)に揺れた 戻れない 玉響(たまゆら)

S2
黄昏に染まるころ 君想い 咲く恋蛍
星合いも許されぬ 君遠き この罪の花

A2
ふるい咲く花も 震える水面(みなも)も 宵闇の彼方へ消えた

B2
数多(あまた)の想い 積み重ね 心を重ねて 唇重ね
幾多(いくた)の時に 罪重ね 花を手折るように 未来を摘んだ
止め処なく(とめどなく) 涙に濡れた 淡き日の 玉響(たまゆら)

S3
黄昏が滲むほど 君想い 咲く恋蛍
別れゆく宿命(さだめ)だと 君遠き この罪の花
 
C
散りゆく花片(はなびら)と 気づいていました。
仮初めの永遠(とわ)よ
嗚呼 刹那に咲き誇れ

S4
「左様なら、さようなら。」 胸深く 悲しみ沈め
「左様なら、さようなら。」 終わりまで 花でいさせて

S5
暁が昇るまで 君想い 咲く恋桜
終夜(よもすがら)袖濡らす 君遠き この罪の花 散りて…





ひらがな↓
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S1
たそがれに そまるころ きみおもい さくこいほたる
ほしあいも ゆるされぬ きみとおき このつみのはな

A1
あなたのしせんを あなたのつむぐ ことのはを おりふしに きざむ

B1
あまたのおもい つみかさね こころをかさねて くちびるかさね
いくたのときに つみかさね はなをたおるよに みらいをつんだ
あてどなく しじまにゆれた もどれない たまゆら

S2
たそがれに そまるころ きみおもい さくこいほたる
ほしあいも ゆるされぬ きみとおき このつみのはな

A2
ふるいさくはなも ふるえるみなもも よいやみの かたなへ きえた

B2
あまたのおもい つみかさね こころをかさねて くちびるかさね
いくたのときに つみかさね はなをたおるよに みらいをつんだ
とめどなく なみだにぬれた あわきひの たまゆら

S3
たそがれが にじむほど きみおもい さくこいほたる
わかれゆく さだめだと きみとおき このつみのはな
 
C
ちりゆくはなびらと きづいていました。
かりそめのとわよ
ああ せつなにさきほこれ

S4
「さようなら、さようなら。」 むねふかく かなしみしずめ
「さようなら、さようなら。」 おわりまで はなでいさせて

S5
あかつきが のぼるまで きみおもい さくこいさくら
よもすがら そでぬらす きみとおき このつみのはな ちりて…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

罪の花

採用していただきましたー!!(*´ω`*)

maxzさんのドレミの泉コラボ用に作られた歌詞募集曲に応募します。
http://piapro.jp/t/mrZ1


重音テトだからガンガン重ねてみた。

和風ロックということで、大和言葉なんかを堅苦しくない程度に取り入れてます(たぶん)。

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意味解説↓
・恋蛍…恋心を蛍の光に例えたもの。蛍の身が光ることから、恋焦がれ燃えている様に例えるものもある。
・星合い…織姫と彦星のこと。七夕。意訳として、年に一度ほども会えない男女も含む。(星合いも許されぬ…ほんの少し、年に一度会うことも許されません。)
・折節…その都度。その時々。そのたび。
・数多、幾多…かず多く、たくさん、何度も、幾度も。
・手折る…摘み取る
・玉響…ほんの一時、刹那、一瞬、儚い、など。
・仮初め…偽りより少しだけ柔らかい表現、もしくは一時的な、いっときのことがら。
・左様なら…さよならの語源。そうであれば仕方ありません、お別れしましょう、の意。
・終夜…よもすがら、よすがら。夜通し、一晩中。
・袖濡らす…涙で袖を濡らす、から、涙を表すようになった。

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投稿日:2016/10/08 17:51:10

文字数:1,217文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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