何やっても空(から)の笑顔しか浮かばない
ぼろぼろな体を何度も無理やり動かす
笑えると思って戻って来たのに
想い出の水面に波紋が広がる


あの頃はいろんな事を期待して
希望や夢の地図を描いていた
現実を気にすることもなく
常識も考えずに飛び出せた


いつの間にか翼があることを忘れていた
あれもこれも無駄のものを切り捨てて
どれくらいの夢を忘れただろう
今となっては思い出すことも出来ない


綺麗事を並べた本を手に取って
読んだあの頃は理解できなかった
働き始めたら、もしかしたらと思ったけど
結局、今になっても理解できない綺麗事


どんなに幼稚な事と言われても
どれだけ無駄だと知っていても
迷うこともなく 考えることもなく
本気で真剣だった頃には戻れない


どれくらいの間 流されて生きただろう
気づいた時にはあまりにも変わり過ぎていた
社会のルールが身に付いた心では
馬鹿になることは出来ない


涙を流すほど楽しく笑う
嬉しくて肩を組んでいる
声を殺しながら泣いている
崩れ落ちた仲間を励ます


閉じたアルバムの中には
泣いて 笑って 恥ずかしがる
さまざまな顔が写る
どれも最後は笑っていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

After Story

楽しかった時はいつの頃ですか?

閲覧数:145

投稿日:2013/11/16 14:59:48

文字数:506文字

カテゴリ:歌詞

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