鳥のように空を舞って 自由を手にして
居場所を求めた 少年の夢は
愛の中で満ち足りたい 些細なものだと
気付くと同じく 白い翼が散っていく

前を見れば 何もない世界
何かを創るのは 自身の存在
例えるなら 砂漠のサボテン
そこに居る意味など 問わないで

叙情詩に伝えられる 天使の歌が導いて

雲の上で 君のことを 待っているだろう
翼を広げて 確かめてごらん
きっとそこで 見える太陽 とても美しく
輝き放って 君の翼を照らし出す

羽が舞い上がって 一人で旅立った
目指すものもなくて それなのに 世界は動き出した


君の前に立った私には
ひとつだけ伝える言葉がある
「あとどれだけ 自由になっても
空を手に入れることは出来ない」

少年は 与えられた翼の意味を探すだろう

空の果ての 向こう側の もっと遠くへと
翼が持つまで 飛んだらわかるさ
終着点 どこを見ても 見当たらないだろう
自由という名の 虚像に気付いたときに

不安になるのか 胸を撫で下ろすのか
二つに一つでも 目の前の世界が全てだと知る

叙情詩が綴り出した 天使の姿は泣いていた

その翼で見える景色 無限に広がる
手に触れたものだけ 真実の世界
「わかってる」と 翼閉じて 大地を踏みしめ
眼差しは ずっと遠くの空を 見つめてる

鳥のように空を舞って 自由を手にして
居場所を求めた 少年の夢は
愛の中で満ち足りたい 些細なものだと
気付くと同じく 白い翼が散っていく

何もない世界を 歩き始めた
彼が歩く跡に 名前もない小さな花が咲いた
真っ白な美しい小さな花が

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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白い翼の少年

「白い翼の少年」の歌詞です。
http://piapro.jp/content/wge1y0du381lcdb1

閲覧数:913

投稿日:2010/08/05 20:40:18

文字数:678文字

カテゴリ:歌詞

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