A1
固く閉ざされた部屋で
奏でている 一人
右手を追う左手
縺れ合い 破裂音

B1
思い出す
笑顔が眩しいから
その声
振り切れないでいる
さよならさえ

S1
凍てついた時
あの日のままに
留め置こうと
泣き叫ぶ鍵盤(キー)
音のない氷細工が
冷やすこの手
痛いほど
冷たい響きを
打ち鳴らし続ける


A2
どこで
ずれ出したのかな
最初はただ二人
星を見上げた夜も
あった気がするのにね

B2
優しさの裏側
追いつけない本心
季節は足を
遅めてくれない

S2
凍りつく日々
プラネタリウムの
星座のように
キラキラ回る
星繋ぐ糸より強く
結ばれてた
そう信じた


C
砕かれた冬の彫刻
溶け出して消えていく

S3
全てが
凍てついた部屋
君を求めて
彷徨える鍵盤(キー)
音のない氷細工に
なれたらいいのに
朝と夜の狭間深く

いつか温かな
季節になっても

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Frozen Keyboard

「星と氷の輝きの下、鍵盤で弾く失恋の冷たさ」
がコンセプトです。

閲覧数:1,924

投稿日:2020/07/12 16:07:51

文字数:387文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • 梅島P

    梅島P

    ご意見・ご感想

    失恋時の心の冷たさが伝わってくる、すばらしい詞ですね。ボカロ 結月ゆかりで曲書かせてください。歌詞は変更なしでそのまま使わせていただきます。よろしくお願いいたします。

    2020/07/10 01:12:54

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