『雨のち晴れ』
どんなに嫌な雨が降っても
いつかは止むものだから
その後には必ず晴れ間に
お日様が顔を出す
水溜りに映りこんだ
空は重たくて
光滲む黒い雲に
明日が見えなくなった
傘を広げ歩いてゆく
見慣れたこの道
一歩ごとに現実へと
引き込まれてく気がした
雨が降る
しとしとなく音が響く
暖かな光が今道に射した
びしょ濡れになって落っこちてた
涙色したこの気持ちも
すっかり乾いてなくなるから
傘を閉じて歩き出そう
雨が降る
静けさに耳を澄ます
青空が少しだけ見えてきたよ
水溜りに映った世界と
まぶしく感じるこの空に
根拠のない力もらって
前を向いて歩き出そう
どんなに嫌な雨が降っても
いつかは止むものだから
その後には必ず晴れ間に
お日様が顔を出す
『雨のち晴れ』
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