1A
(ミク)
手を振れば振る程
さよならが近付く気がして
挙げかけた掌を強く握り締める
「何でもないよ」と
一つ
小さな嘘を吐いて

1B
(ミク)
日常的な言葉の遣り取りに
戦々恐々として
(ミク・カイト)
隣に居たい筈なのに
(カイト)
君を遠避ける
滑稽な矛盾

1S
(カイト)
甘えた思考に
君の涙が突き刺さる
「どうして?」に答えられない
相互理解が出来ない断崖で
唯々流れていく涙を
拭う行為さえ許されない
不器用と云うより愚かな子供

2A
(ミク)
「好き」と云う想いが
暴走して居る気がして
触れかけた指先を強く握り締める
「何でもないよ」と
又も
苦笑(わら)って嘘を吐いた

2B
(ミク)
日常的な言葉の遣り取りに
戦々恐々として
(ミク・カイト)
隣に居たい筈なのに
(カイト)
君を遠避ける
滑稽な現実

2S
(カイト)
馬鹿化た矛盾に
君の涙が突き刺さる
「どうして?」に応えられない
君の理想と程遠い距離感で
唯々流れていく涙を
拭う行為さえ許されない
不器用と云うより愚かな子供

C
(ミク)
他人事なら苦しまずに済んだのかな
(カイト)
他人事なら簡単に切り捨てただろう
(ミク)
他人事では済まないから切ないんだ
(カイト)
他人事だと切り捨てられない位に
君に泣かれると困る

3S
(カイト)
馬鹿化た矛盾に
君の涙が突き刺さる
「どうして?」に応えられない
君の理想と程遠い距離感で
唯々流れていく涙を
拭う行為さえ許されない
不器用と云うより愚かな子供

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

嘘と予感

本音を言えない女と、それに気付かない振りをした男。

閲覧数:42

投稿日:2018/02/07 02:09:21

文字数:653文字

カテゴリ:歌詞

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