遠く触れてた
掌の中にまで
深く、深く。

遠く流れた
掌の隙間から
深く、深く。

3月9日
約束のない昼下がり
湿気った言葉を横目に見ながら
歩く
ひたすら歩く
雨の匂い
今日は晴れと言っていたのに
やだな
傘はもっていない

辻褄合わせの週末を
考えるだけでうんざりする
あぁこんなとき君がいてくれたなら

遠く流れた
掌の隙間から
深く、深く。

消えないように、抱え込んだ。

ひとつふたつみっつよっつ
いくつ夜を数えてても
あの日消えた朝はもうこない

3月××日
昨日から雨が鳴りやまない
別に嫌いじゃないけど
今は好きにもなれない
午後から君に会いに行くから
それまでに止んでくれたらいいのに
やだな
傘はもう捨てたのに

継ぎ接ぎだらけの毎日を
息してるだけでうんざりする
あぁこんなとき君がいてくれたなら

遠く流れた
掌の隙間から
深く、深く。

ひとつふたつみっつよっつ
いくつ夜を数えてても
あの日消えた朝はもう…

金盞花の花びらを
水たまりに浮かべて
滲む月は今日だけ
優しすぎるね

あの雨の朝も
渡せなかった傘も
言えなかった言葉ひとつひとつひとつを
置いていくから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

水の呼吸

水の呼吸の歌詞になります。

水の呼吸
http://www.nicovideo.jp/watch/sm29424349

閲覧数:156

投稿日:2016/08/11 20:36:55

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

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