春が来て
新しい
制服まとって通う初
めての道
は少しだ
け寂しくて
青空を見上げたんだ

月日は経ち
夏になった
嗚呼
蝉たちの声が
毎日
聞こえてくる
もう
そんな季節か

いっそ
時間よ止まれ
私のために
何だかおかしい
とても怖い
こんな
気持ちになるの
は初めてなの
どうしてかしらね
わからない

秋になり
私は突然道端で倒れたの
どうして
目を覚ますと
目を腫らした
両親と医者の姿

どうやらもう
だめみたいだ
けど
今思い出した
以前に
わかっていた
気がしていたことを

来年の今は一体
どんな私なのだろうかと
考えてる


夏らしい蝉
きれいな落葉
かわいい粉雪
観れるかな

それだから
残された
限りある時間を大切につかい
迷わず
進みた
いんだ


い時間だけど
懸命に生き
たと言えるような
一生にし
決して
悔いを残さな
いような日々を
送ってみせると
空を見る




よみ(うた)

はるがきて
あたらしい
せいふくまとおてかようはじ
めてのみ
ちはすこしだ
けさびしくて
あおぞらをみあげたんだ

つきひはたち
なつになあた
ああ
せみたちのこえが
まいにち
きこえてくる
もう
そんなきせつか

いいそ
じかんよとまれ
わたしのために
なんだかおかしい
とてもこわい
こんな
きもちになるの
わはじめてなの
どうしてかしらね
わからない

あきになり
わたしはと
つぜんみちばたでたおれたの
どうして
めをさますと
めをはらした
りょうしんといしゃのすがた

どうやらもう
だめみたいだ
けど
いまおもいだした
いぜんに
わかあていた
きが
していたことを

らいね
んのいまはいい
たいどんなわた
しなのだろうかと
かんがえてる
さくら
なつらしいせみ
きれいなおちば
かわいいこなゆき
みれるかな

それだから
のこされた
かぎりあるじかんを
たいせつにつかい
まよわず
すすみた
いんだ

みじか
いじかんだけど
けんめいにいき
たといえるような
いいしょうにし
けして
くいをのこさな
いようなひびを
おくうてみせると
そらをみる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

残された時間

歌詞を書かせていただきました。

物語:
新しい制服を身にまとい初めての道を歩く彼女は少し
心細くて空を見上げた。
しかし、それなりに日々を過ごしてゆく。
ある夏の日、彼女は蝉の声を聴き不安感に襲われる。
理由は分からない。
そしてその秋に彼女は倒れる。
気が付けば病院のベッドの上。
目を赤くはらした両親。父は母の肩を抱き寄せていた。
側には白衣を着た医者もいた。
そして私は気付く。もう長くはないのだと。
幼いころから心臓を患っていた私はよく学校を休んだ。
そしてようやく落ち着いたと思われた矢先の出来事だった。
しかし私は思い出す。
以前にこうなることが分かっていたような気がすると。
それから私は考える。
来年の今、この景色を観れるだろうか?と。
そして彼女は決心する。
短いながらも確かにこの世に存在した期間を
悔いの残らぬようにするために精一杯生きると。
そして空を見上げた。


物語はこんな感じです。
漢字入りの歌詞は出来る限り字数表に合わせてあります。
ひらがなのみの方は確実に合っているはずです…。
ですから、ひらがなのみの方が分かりやすいと思います。

閲覧数:181

投稿日:2013/08/20 15:37:18

文字数:891文字

カテゴリ:歌詞

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