ワタシハイマナニガデキル？さびついた右手が
なぞる言葉がいつになくぼんやりとにじんだんだ
おぼろげに咲いた善意の焔よ立ちのぼれ
ワタシを焼いて不器用な言葉を投げさせて

蒼白な無表情の嘆きが仮想幻日を満たした
無償の独白を続けるキミ

ウシロユビサスヒト

何も出来やしないと部屋の鍵をかけました。
別のキミの狂気がこわくて

ワタシハイマナニガデキル？さびついた両手が
耳をふさいで目をつぶる。それしかできないのかな
歴史に自問自答しても、いたずらに時間を溶かす
ひとひらの唄さえも唇に隠れた


透明なピアノ線が首筋に冷たくて
奪われた空白に差し伸べられなかった

何も出来やしないと部屋の鍵をかけました。
別のキミの狂気がこわかった

ワタシハイマナニガデキル？泣き顔の子供の為に
一握りの金だけじゃ足りそうも無いから
この想いを描く為の言葉が足りないよ
途切れ途切れの呟きをここに書きなぐった

ワタシハイマナニガデキル？

ワタシハイマナニヲウタウ？

ワタシノメハナニヲミテル？

ワタシノウデガツカムノハ？

私は今なにが出来る？震えてた唇達が
未来を願う唄、うたいたいというのです
冷たい手でもいいですか、つながせて下さい
大きな愛の輪の中で祈らせてください

大きな愛の輪の中で

祈らせてください。