鏡の中で笑ってたんだ
誰にも斬り裂かれないような場所で
涙が少しだけ遠のいた
感情の奥で揺らいで消えた灯
何も知らなくていいと思った
他愛ない子を下に見る様な気分で
普通に包まれていけるなら
今よりもっと賢くなれるのに
許されたい 許されない
着ぐるみの中で もがいてる
黙ってても 騒ぎ足らない
嘘ばかりが腐りきっていた
変わりたくて さよならしたつもりでも 離そうとしない
覗き込まれないように 封じ込めた門の灯がまた点いている
手を繋いでみても ほら 一人でいた
鏡の中で笑っていたんだ
誰かを辻斬らずに済むような場所で
形がばらけてはくっついた
今よりもっと覚束ないなら
二枚分 舌を出すこと
繰り返しちゃう度 嫌になる
うずくまっては 待ってるだけだ
わかちあえる君の 救いの手
同じ傷を背負いながら 互いの牙をゆっくり撫でる
欠け落ちていた何かを 埋め合わせてくれる 君に出会う
鏡の向こうの僕と 笑い合った
信じられないことだろうけど
信じることがやめられないよ
思い上がりを 分かってくれる
君のためなら 守れるよ
変わりたくて さよならしたつもりでも離そうとしない
覗き込まれないように 封じ込めた向こう側が まだ熱を持つ
鏡の向こうにうつる 僕と同じ 笑顔の君が
手をもう一度振りあってから やっと気付いた
必要な欠片

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

ゲシュタルト

閲覧数:62

投稿日:2017/08/08 22:12:12

文字数:569文字

カテゴリ:歌詞

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