Bell／巡音ルカ

poe_

通り雨に打たれたら消えそうな気がした
眩しいくらいの陽を浴びて心は溶けてった

魂ばかりになって誰かと向き合って
さりげなく寄り添い合って
いたかっただけ

寂しがり屋のベルが泣き出して
僕の心打ち鳴らすのに
君はいない誰もいない世界で
僕は溜め息を吐く

人は誰も臆病でどうしようもなくて
同じ過ち重ねたり空しい嘘ついたり

足を止め振り向いたら　歩いて来た過去に
一体僕らどんな事　見つけられるだろうか

寂しがり屋のベルが泣き出して
僕の心打ち鳴らしても
君はいない　誰もいない世界は
雨音だけが響く

降り続いてく雨の中一人
ずぶ濡れの身体放り出して
探してる雨宿りできる場所
傘も差さないままに

寂しがり屋のベルが泣き出して
僕の心打ち鳴らすのに
君はいない誰もいない世界で
僕はまた独り溜め息を吐いている

Written by　Poe