『存在少年』




「君を照らすモノは何ですか?」
ここにはそんなものはないです
何かを得ることも、
僕を証明できるものもない



彩りを失った世界で
君はそれでも笑えますか?
僕にはできない。



透明少年 掻き消される
笑う声が木霊するけど
光のないこの空間〈へや〉じゃ
もう何も見えない。



「君がくれたモノは何ですか?」
それは途方もないものです
何かを為すことも
僕を映すものでも ない



光を失った世界で
君はそれでもそこに立っている
僕にはとても……。



透明少年 望まれない
枯れた涙地面に垂れる
光のないこの夢じゃ
もうどこにも行けない。



「君を照らすモノは何ですか?」
「君がくれたモノは何ですか?」
「君を証明できるモノは何ですか?」
「君の夢は何ですか?」



そんな声が聞こえた



透明少年 色づいてく
君の笑う顔が 見えた
少年は、ここに居る。



確かに、存在…。





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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

存在少年

僕は存在していますか?
でも、誰も見てくれない。

閲覧数:47

投稿日:2013/03/18 19:30:28

文字数:421文字

カテゴリ:歌詞

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