刹那に光る 赤い涙
バラバラに砕けて 
笑顔さえも奪って
混ざり融けゆく

孤独というの名の深い闇を抜ければ
心失ったピエロがたった一人笑っている
己の弱さすら振り返れないなら ずっと逃げればいい
そのままでもいいのなら

残酷な現実だけ切り取れるなら楽だけれど
目に見えない神は只一人で嘲笑うだけ
救いを求める度に報われないのさ

瞳に宿る 黒い熱は
気休めの恩賞?
祈りなんてしないよ
堕ちゆく天使

事実さえも灰に帰す裏の策略
誰も信じない少女は氷柱翳し血を降らす
仮面の下には爛れた幸福(しあわせ)を 終焉に十字を切ろう
円形軸 腐のパロディ

三流の演劇でも象れるなら泣いて笑おう
荒んだ胸 愛憎で膿んでいき擬似自殺へ
狂気を 咀嚼するだけ 味が消費る(きえる)まで

蕊(ずい)に孕む 蟲の呪詛は
醜悪な定へ
縋ることは捨てても
抱きしめられる
 
欲望と絆 紅く黒い 渦を巻いて
嘘も事実 素顔までも 0になるとしても

刹那に光る 赤い涙
バラバラに砕けて 
笑顔さえも奪って
混ざり融けゆく

時代に咲いた 鉄の薔薇を
何色に彩る?
折れる事を忘れて
遥か雲まで
咲き誇る 鋼鉄の薔薇

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

鋼鉄の薔薇

閲覧数:149

投稿日:2011/07/21 19:02:34

文字数:501文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました