切ったばかりの髪を少し気にしながら 麦わら帽子をかぶる 
向かうのはあの潮の香りの先へ 夕焼けが照り返している
火傷をしたような 服の跡 なぞるように蜩の声がしてる
砂浜に流れ着くシーグラス手に 一人夕日を眺めている

さざ波の音は 耳をくすぐって 気持ちは昂る 
砂の上に書いた愛の言葉は 波にさらわれた
この胸に抱いた暑さは 誰にも教えないわ

この海を愛してるそれだけで こんなにも浮足立ってしまうのよ
音も色もこの潮の匂いも 全部全部好き
この波にこの身を任せたなら 全部受け止めてくれる
排気ガスにまみれた思い出も 洗い流してくれるように

海にたどり着くまでのアスファルトに 揺らめく陽炎
風鈴の音に耳を傾けて 今日も海を見る
あの日捨てた 宝物も この海が飲み込むでしょう

この海に恋をしているだけで こんなにも夏が恋しくなるの
おろしたてのワンピースを着たら この波に会いに来る
この海に恋をしているだけで 暑ささえも愛しいの
砂浜に書いたメッセージを 受け取ってもらえるように
私はこの海が好き

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

海に恋する

たかろんさんの歌詞募集用に書いてみました。
http://piapro.jp/t/4cKK

純粋に海が大好きな子のイメージで書きました。が、恋の曲ともとらえられるのかなと思ったり。

前奏コーラスはらららのままにして、Aメロから歌詞を入れてあります。

閲覧数:159

投稿日:2016/07/31 12:08:14

文字数:457文字

カテゴリ:歌詞

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