常識の欠如
文化を捨てた言葉の配列
真実の焼却

現実逃避の幸福感

息苦しい現実を歩くなら
早歩きでやり過ごす方が利口

過呼吸になったら紙袋で整えて
顔を上げてまた歩き出そう

出る杭は打たれる世の中だから
あんまり特異的な表現はしないでいこう

安全策を考え出したらキリがないけど
叩かれるよりはマシさ

感受性を殺して生きるのは
楽しいかと訊かれれば
ある意味楽しいかもしれない

何も感じたくないお人形達の中身を
主観でも客観でも感じられるんだ

僕より醜いあいつが
胸を張って街を練り歩く
まだ羽を無くしていないのか
それとも僕と同じか

僕より魔性な彼が
蛆が地を這う様に
全てを否定して歩いてる
彼は何をなくしたんだろう

舌打ちをして唾を吐き捨てる
力任せに誰かをなじる
悪役はどっちだ

なんて汚らわしい
なんて哀れ
どうか救われます様に
どうか許されます様に

リセットボタンなんてない
やり直しなんて効かない
一挙一動、一言一句
投げやりに出来ない

虐げられた奴の考えなんて
誰にもわからない
みんなが共有できるなら
無くなるだろうに

あの高飛車な女の
ピノキオの鼻をへし折って
コートを掛けてやりたい
あのくそったれの
伸びた鼻の下を削ぎ取って
そのワインを飲ませてやりたい

思うだけなら誰でも出來る
だから僕は何でもつくる

どんな夢物語もどんな残虐なおとぎ話も

知っているかい?
ハッピーエンドの裏には
バッドエンドが山程のさばっているって

幸せの為には腹黒さも必要さ
シンデレラはガラスの靴が脱げた時何を考えたんだろうね
赤頭巾はおばあさんが食べられたと知った時何を考えたんだろうね
アリスは知らない世界にぼっちにされた時何を考えたんだろうね
みんなみんなほくそ笑んだはずだ

己の幸せの為に何を捨てたか
何を捨てられるか

残忍なご都合で周りを振り回せる
やってご覧よ

この世界の全てが見えるから(君にもこの世界の心理が理解できる筈だから)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

現実

V系聴きながら書いたんでそんなノリです
歌詞のつもりではありますが言葉のリズムとかは何も考えていません
どういう意味なのか理解して頂ければ幸いです

人って狡いって話。

閲覧数:66

投稿日:2016/11/01 22:57:00

文字数:843文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました