焦りゆく夜の帳に蝶が舞う
開いていく天の窓に
向かって飛んで行く

錆びない思いは馳せる

刺すような痛みと
深い池の底のような感情を

ずっと胸の中に
抱いていたんだ

遠回りしたってかまわないだろう
それでも何とかなってきたんだ

だからこの軸を回して
ここから抜け出そう

きっととなりで笑ってくれる
誰かを見つけに行こうぜ

窓から見える手を振る
人たちの手に握られた
風に舞うハンカチを見つめて
涙を拭い手を振り返す

きっと何処かで笑い会える
それが最後じゃないんだ

乾く前に君に触れたいんだ
せめて最後に笑ってみせて
その涙が枯れてしまうその前に
もう行かないといけない

服の裾を掴んだ君の手を
握り返してまたねって言って
キスをした明けの空の下

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馳せる

車輪は何処までも続くレールの上を走る。

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投稿日:2018/06/10 09:24:58

文字数:332文字

カテゴリ:歌詞

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